最近の気になる記事

ニュートリノ


最近気になった記事を書いてます。

 

千葉大学教授 石原安野さん(44歳)が高エネルギー宇宙ニュートリノを南極で初観測したというもの。

あわゆる物をすり抜けて宇宙空間を飛び交う素粒子ニュートリノ

そもそもニュートリノとは何なのか?

簡単に説明しておきます。

地球上で最も小さいものが「素粒子」で、その中の一つが「ニュートリノ」なんです。

これは、レプトンに属していて中性なんですが、中性は何でも通り抜ける性質があるということ。

「電子ニュートリノ」「ミューニュートリノ」「タウニュートリノ」の3つから出来ていて、驚くことに1秒間に100兆個も体を通過しているそうなんですよ。

ということで、興味があれば下の記事を読んでみてください。

 

南極点近くに建設した施設「アイスキューブ」で、観測に挑む国際チームに、2005年から参加している。

何でもすり抜けるニュートリノだが、まれに氷にぶつかって弱い光を出す。

アイスキューブでは、氷河で掘った86本の穴に計5160個の検出器を埋め込み、その弱い光をとらえる。

1912年に、宇宙から飛来した、高エネルギーニュートリノの観測に成功した。

1918年には、その光から高エネルギーニュートリノが飛んできた方向を解析し、放出源となった天体を世界で初めて特定した。

こうした天体を調べれば、宇宙で高エネルギー粒子が出来る仕組みが分かる可能性があるという。

今取り組んでいるのは、施設拡張に向けた新たな検出器の開発だ。

もっと弱い光でも捉えらるよう感度向上に加え、「日本企業の技術力を世界に示したい」と、ガラス容器や基板など日本製部品の仕様にもこだわる。

拡張の第一段階では、今より200メートル深い別の穴を掘り、約800個の検出器を追加する。

うち300個を日本で作り、2021年に南極に運ぶ計画だ。

インターネットの利用が制限される南極では、「スマホなどが制限される南極では、「スマホなどに頼らず、自分の頭で考える時間が増えるので、研究のアイデアが次々と浮かぶ」という。

開発した検出器は2022年から埋設される見込みで、南極を再訪する日を心待ちにしている。

(蒔田一彦の記事をお借りしました)